第1回 キルト日本展
平成2年開催 応募点数 744点
文部大臣奨励賞
「傾 - KABUKI」
片桐好子 (奈良県奈良市) 200x200cm
街でなに気なく見かけた素朴な日本手ぬぐいに、なにか強くひかれるものがありました。
その地味で飾り気のない「もめん」の布地にこめられたきっぷの良い粋に魅せられ、以来、日本の布を使って 私なりの「いき」をキルトにしてきました。この作品もその一つで、四季の花々の彩りを、歌舞伎にこと寄せて、 私の「花」を作ってみました。構図を描いてからトップが仕上がるまでに二ヶ月、キルティングは意外と手間どり、 春の花、夏の花、秋の…に追われて三ヶ月余りかかってしまいました。ベースの布地の色のとり合わせを考え、 思い切って黒を使ってみました。小さな布を、一つ一つ丁寧に接ぎ合わせていると、作品を作るというよりも、 丹精こめた花を咲かせていくような、楽しい気持ちになりました。これからも、私の中の日本の心を、作り続けていきたいと思います。
街でなに気なく見かけた素朴な日本手ぬぐいに、なにか強くひかれるものがありました。
その地味で飾り気のない「もめん」の布地にこめられたきっぷの良い粋に魅せられ、以来、日本の布を使って 私なりの「いき」をキルトにしてきました。この作品もその一つで、四季の花々の彩りを、歌舞伎にこと寄せて、 私の「花」を作ってみました。構図を描いてからトップが仕上がるまでに二ヶ月、キルティングは意外と手間どり、 春の花、夏の花、秋の…に追われて三ヶ月余りかかってしまいました。ベースの布地の色のとり合わせを考え、 思い切って黒を使ってみました。小さな布を、一つ一つ丁寧に接ぎ合わせていると、作品を作るというよりも、 丹精こめた花を咲かせていくような、楽しい気持ちになりました。これからも、私の中の日本の心を、作り続けていきたいと思います。
金賞
「群生する」
川口かおる (熊本県熊本市) 209x106cm
群生する花は大きくて美しくて感動的で、好きです。 その中に立って見る一輪一輪の一生懸命に美しく咲こうとする姿は、可憐で、それでいて何事にも屈しない 涼とした風情でもっと感動します。
このキルトは、私の中で、群生する花であり、流れる星群であり、風であり、宇宙であり、いろんな世界を持っています。
群生する花は大きくて美しくて感動的で、好きです。 その中に立って見る一輪一輪の一生懸命に美しく咲こうとする姿は、可憐で、それでいて何事にも屈しない 涼とした風情でもっと感動します。
このキルトは、私の中で、群生する花であり、流れる星群であり、風であり、宇宙であり、いろんな世界を持っています。
金賞
「COSMOS」
白坂啓子 (鹿児島県鹿児島市) 217x170cm
布をはぎ合わせるように、日々の小間切れの時間をつなぎ合わせ、一枚のキルトができあがります。 そんなキルトに魅せられて、主婦業の傍らに続けてきましたが、いつのまにかキルト作りが中心の毎日に なってしまいました。いろんな方から思い出のある布や着物をいただいて、その布に触発され、作りたい物で 頭の中はいっぱいです。今回のテーマ「花」については、花の不思議な世界を思い描きながらキルトしました。
布をはぎ合わせるように、日々の小間切れの時間をつなぎ合わせ、一枚のキルトができあがります。 そんなキルトに魅せられて、主婦業の傍らに続けてきましたが、いつのまにかキルト作りが中心の毎日に なってしまいました。いろんな方から思い出のある布や着物をいただいて、その布に触発され、作りたい物で 頭の中はいっぱいです。今回のテーマ「花」については、花の不思議な世界を思い描きながらキルトしました。